ゴールデンウィーク

真っ只中ですが、ちゃんとお仕事してます。休診日は通常通り、水曜日のみです。



スコ「おうおう！世間はキャンプだったり遊園地に行ったりしてんのに、お前は仕事か？たまにはどっか連れてけよ！」

「スコちゃんは自分のケージから出すと嫌がるじゃない。」

スコ「ふふふ、ホントは自分家が一番好きだからね。ヒキコモリっていうのかこういうの？」

「う～ん、ちょっと違うと思うんだけど、猫ちゃんは家につくっていうくらいだし。」

スコ「まぁいいや。最近あったかくなったな。なんかいいことあった？」

「いや、特に。」

スコ「じゃあ書くこと無ぇな」

「そうだね」

スコ「症例報告とか無いの？」

「そういえば3月からすっかりご無沙汰だね。」

スコ「そうそう。まるで仕事してねぇみたいだな」

「そんなこと無いよ。膝の手術したり、股関節の手術したり、腸の腫瘍取ったり、尿道の手術したり。夜間診察もチラホラ来て。でも写真撮ってないんだよね」

スコ「それじゃあ、しょうがねぇな。」

「うん。だから前回の内容は最後あんな感じになったんだよね。」

スコ「まぁ、たまにはいいんじゃない。」

猫もフィラリア

4月ですよ。フィラリアのシーズンですね。ワンちゃんでのフィラリア予防は当たり前になってきてますが、今回は猫ちゃんでのフィラリアのお話です。



スコ「おうおう、ねこの話なら聞かせてもらおうじゃねぇかい！」

「やってきたねぇ。いや、フィラリアも猫ちゃんに寄生して悪さをすることがあるっていう話だよ」

スコ「何だ？その、ふぃらりあ？ってのは」

「蚊によってうつる寄生虫だよ。ワンちゃんでは予防するのが当たり前なんだけど、最近は猫ちゃんでもフィラリア症によって調子を崩したり、命にかかわるような状態になる子が報告されているんだ。」

スコ「へぇ、それはこえぇな。オレにも感染してんの？」

「関東地方では5％ほどの感染率と言われてるし、スコちゃんは予防してるから大丈夫だよ。」

スコ「何だ、たったの5％？それぐらいならオレは大丈夫。絶対に罹る気しないね」

「まぁあまり一般的ではないし、数字としては低いけど、この病気の存在を知らないと、似たような症状（突然の呼吸器症状や咳など）で根本治療ができなくていつまでも苦しいなんてことになっちゃうからね。」

スコ「なるほどね。それで予防ってわけか。」

「うん。まだ、皆さんが予防をしてるってわけじゃないけど、するにこした事は無いって話。前回のダニが媒介する病気と同じような話だね。」

スコ「まぁ、考えておくよ」

「いや、スコちゃんは予防してるんだって」

スコ「あぁ？そうなの？オレは絶対大丈夫だよ。」

「すごい自信だね。何でそんなに自信があるの」

スコ「運がいいから。下の絵の感じだね」




「あぁ。そうですか。著作権とか大丈夫ですか？」