独り立ち

「スコちゃん立ったよ」

スコ「立ったな。キョンシーみたいな立ち方だな」

「よく知ってるねそんな事」

スコ「表情が可愛いな。今年のベストショットになりそうだ」

「あんまり可愛いんでうちのスタッフが撮ったみたいよ」

スコ「でもこのブログは俺が主役だからな」

「じゃあ次はスコちゃんのベストショットね」



スコ「なんでこの写真を選ぶんだよ！！」

「怒りスコちゃんだね。そんなにお風呂嫌いなの？」

スコ「違うよ！たまたまあんな表情の時に撮られたの！」

「じゃあ次のスコちゃん写真ね」



「今度は随分涼しい顔してるね」

スコ「そうか？俺は普段からこんなもんよ」

「随分カッコつけてるじゃない？」

スコ「ほら、年末に向けてさ。今年もカレンダーとか作るんだろ？いい写真必要じゃない？」

「まぁ、時間があればね」

スコ「頑張ってくれよ。スコファンのためにも。で、今日は何なんだ？随分このブログ久しぶりだな？」


「今日は肝臓の腫瘍についてだね」

少し間を空けます

























青線のほうで示してるのが、正常と思われる肝臓で黒線の方で示したのが腫瘍化した肝臓です青線の方と比べて、白い部分や赤黒く変色しています。



取った腫瘍をホルマリンにつけたものです。白く変色し膨隆した部分が見られます。




スコ「結構でけぇな。なんか症状あったの？」

「吐いたり、食欲が落ちたりだね。でも血液検査ではほとんど異常がなかったの」

スコ「そうか。肝臓は沈黙の臓器って言うもんな。不特定な症状で血液上の変化は軽度ってことはよく聞くな」

「エコーで判断したんだけどね」

スコ「定期的な診察は大事だな」

「今日はこれぐらいだね」

スコ「お前の発毛日記はどうしたの？」





「少しサボったから、部分的に薄いね」

スコ「なんでサボんのよ！ちゃんと主治医の指示に従いなさい」

「うん、、、なんかあの薬塗ると頭かぶれるんだよね」

スコ「でも最初の頃よりはいいな」

「そう思うよ、今回の写真は散髪直後にとったから随分すいた影響もあるかもね」

スコ「まぁ、そうやって現実から目を逸らして、お前は生きていけばいいよ。ちゃんと投薬回数守らないとどんどん酷くなるからな」

「すいませんでした。明日から頑張ります」