寒い

スコ「うー寒い寒い。東京の冬は寒すぎるぜ」

「スコちゃんここは埼玉だよ」

スコ「わかってるよ。それにしても久しぶりだな。スコファンを随分お待たせしちゃったんじゃないの？」

「そうだね。11月に入ってから、色々忙しくてね」

スコ「診察は暇そうだったけどな」

「まぁそう言わないでよ。手術は色々あったじゃない」

スコ「今日はその報告か？」

「うん。それと諸々」

スコ「オシ！それじゃあオレが診てやるか！」

少し間を空けます





















スコ「おおっ！今回は迫力のある写真だな！」

「うん。デジカメにズーム機能があるの今まで知らなくてね」

スコ「歯茎の腫瘍か？痛そうだな。色も変だし」

「実は、ノドのあたりにもあったんだよ。麻酔かけて口を開けた時にビックリしちゃった」

スコ「ふんふん。下の写真で黒線で示してるところね。最初からわかってたよ」



「ほんとに～？まぁいいけど」

スコ「ほんとだよ！オレはなんでも知ってるの！ほんでどうしたのよ。腫瘍取ったんだろ」

「うん。今回は部分的に上顎の骨ごと腫瘍を取ったの。一緒に喉の所の腫瘍もとったんだよ」

スコ「痛そうだな。親知らず抜くようなもんか？」

「それよりもっと痛いと思うから、鎮痛はしっかりしたよ。あれは痛かった」

スコ「お前痛くて寝れないってしくしく泣いてたもんな」

「よく知ってるね、嫌なことばっかり」

スコ「ふふふ。縫ったあとはどんな感じなの？食事とか取れなかったらかわいそうだからな」



「違和感なく食べてたから大丈夫だと思うよ」

スコ「それなら良かった。ご飯が食べれないなんて一番辛いからな」

「そうだね。お腹すいてるのに食べれないなんて一番辛いよね」

スコ「喉はどうしたの」








黒丸で囲んでるところが腫瘍になります

スコ「切除したのね。しかし毎回思うけど、写真撮るときガーゼとか取ってきれいにしてから撮れよ。ちょっと怖いんだよ」

「ごめんね。こっちも急いでやってるから、そこまで気が回らないのよ。以後気をつけます」

スコ「病理検査の結果が重要だな。オーナーさんとはよく相談したのか？」

「うん。相談の結果今回の手術の方針でやってくことにしたんだよ」

スコ「そうか。そういう事ってとっても大事だもんな。そうそう大事といえば今年も残すところあと一ヶ月だな」

「話の振り方がすごい下手だね。なんかあるの？」

スコ「そりゃそうよ。今年もスコカレンダーを作ってもらってんのよ。数が少ないから先着順だぜ！受付で言ってくれな」

「ふ～ん。スタッフに頼んで作ってもらってたのね。スコちゃんの写真今年は少ないじゃん」

スコ「うるさいよ。こういうのは気持ちが大事なの」

「ああ～おもてなしってやつね」

スコ「そうよ！オレからのミンナに対するおもてなしよ！今年も色々あったからなぁ。一年って長いぜ！でも終わるとあっという間だぜ！」

「そうだね。そんな一年を振り返るスコカレンダーってわけね」

スコ「そうよ。来年からは大量発注販売でウハウハよ！常にビジネスを考えないとな！」

「今年も腹黒スコちゃんでした」