どん底

スコヤマ「今日はあったかいな。明日は4月並みの気温だそうだ」

「いいねー。寒いのは苦手、乾燥も苦手。冬はいいことないよ」

スコヤマ「風邪ひいてたしな。インフルエンザだろ？」

「久々にね。動けないから二日ほどお休みをいただいたんだけど」

スコヤマ「インフルエンサーだな」

「看護師にうつしちゃったからね」

スコヤマ「人に迷惑だけはかけんなよ」

「はい」

スコヤマ「寒くなってくると膝が痛くなったりするけどな、今日は膝の手術をした子の話だろ」

「そうなのよ。インフルエンザの時も膝が痛くて筋肉痛かったけど、今回の子は膝の脱臼のお話ね。インフルエンザは関係ないよ」

スコヤマ「手術前の動画な」



足をぴょこぴょこさせて歩いてます。脱臼時はうまくつかえてません



手術後の動画です。術前と比べてうまく足を使って歩いてます

スコヤマ「クララに必要なものはちょっとした勇気だったけど、この子には治療が必要だったってわけか」

「そうだね。今回のように顕著な症状がある子に対しては積極的な治療は必要だと思うんだけどね」

スコヤマ「症状が改善すればオーナーさんも気分がいいしな」

「そうだね。喜んでらっしゃったよ」

スコヤマ「喜ぶといえば、世間ではシムシティーの会長だっけか？お年玉企画とかで、なんかオレの企画をパクったようなことして庶民を喜ばせてたたらしいな？」

「シムシティーはゲームねゾゾタウンだよ」

スコヤマ「なんかそんなやつよ！オレのまねしやがって。年末から年始にかけてパーカー配ったオレの二番煎じじゃねーか！」

「ゾゾタウンのほうが金額はもっと大きいけどね」

スコヤマ「そんで、アパレルやって、女優と付き合ってんだろ？ツヨシヂカラとかいうやつと！」

「漢字の読み方が違うけど状況はあってるね」

スコヤマ「オレの真似してるくせに、俺よりも高い所行きやがって！」

「今度月に行くらしいよ」

スコヤマ「なんだって！月からオレを見下ろそうってのか！？」

「いや、眼中ないと思うし、すこちゃんが一方的にライバル視してるだけだし」

スコヤマ「まぁいいや。オレにはツヨシヂカラよりももっと心強いファンがいるからな！見ろ、この写真を！」



スコヤマ「パーカーの付録についてた、スコ塗り絵だサイコーだろ！？」

「うん、かわいいね。みんなスコちゃんらしさが出てる、いい色合いだね！」

スコヤマ「今年はオレも女優と付き合ったり、月に行ったり、インフルエンサーとしてエッサホイサーするぜ！」

「ダジャレで締めた今年の抱負でした」