スコヤマ内視鏡

スコヤマ「雪が降ったな」

「寒いね」

スコヤマ「人通りも少ないな」

「大雪だからね」

スコヤマ「それだけじゃないだろ」

「オリンピック延期が決まったね」

スコヤマ「まさかこんな事になるなんてな」

「全部自粛だよ。家で楽しめる事だけやりなさいだって」

スコヤマ「ヒキコモリのオレからしたら通常営業だな」

「漫画とか無料で見れるみたいだし」

スコヤマ「無料コンテンツ充実！」

「給付金も出るかもよ」

スコヤマ「えー！お金も貰えんの？」

「だから健康でいる為にも内視鏡しようね。はいお薬入れまーす」

スコヤマ「うーん、ムニャムニャ」








「はーい、スコちゃん、終わったよー」

スコヤマ「うん？何が。」



「…凄い顔してるね」

スコヤマ「また、麻酔かけられたのか？内視鏡したんだろ？なんかあったか？」

「胃にポリープがあったね」

スコヤマ「えっ？なんだよそれ？」

「大丈夫。良性だってさ。病理の先生が言ってたよ」

スコヤマ「そうか、それで、腸のほうはどうだったんだ？」

「炎症も落ち着いてるってさ」

スコヤマ「ほほう、そりゃよかった」

「最近太ってきてたしね。でもちゃんと良くなったのも確認できたのはいい事だよね」

スコヤマ「麻酔はびっくりするけど、痛くもなんともないし、次の日からご飯食べれるからいい感じだな」

「そうでしょ。最近内視鏡ふえたなーって話してたけど、痛みが少ないのはほんといい事だと思うよね」

スコヤマ「まあ、ポリープも良性だったし、腸の調子も良いし、今日は寿司とろう寿司」

「寿司でお祝いのすしやますしおだね」

スコヤマ「なんだそりゃ？」



「こんなの」

スコヤマ「意味がわかんねーな」

「ネコの香箱座りってシャリみたいじゃない？」

スコヤマ「そうか？まあいいや。来年オリンピックやるみたいだから、五輪の色のネタ乗っけて、スシヤママスコットだな。電通さん宜しくお願いします。寿司ネタは100日ももたねーぜ」

「水色のネタがないね…」